天台寺と軽米萩薬師堂 (令和2年6月27日)

 天台寺の仏像は平安時代のものと推定されます。一木造りの聖観音像と十一面観音像の二体が平安期のものと考えられています。寺伝によれば神亀5年(728)の創建とされ、聖武天皇の勅願によって作られました。

 聖武天皇の勅願はともかくとして、東北各地に残る慈覚大師円仁の影響によると考えられます。円仁の時代だとすると嘉祥年間(848851)前後ということになり、仏像の様式が寄木造り以前のものであるので、少なくても平安中期〜鎌倉初期の作品には間違いないものと思われます。

 天台寺にはこの他にも、毘沙門天、吉祥天、弥陀、薬師などの大像が残されていますが、観音は慈悲を持って、十一面観音は徐病、滅罪によってあがめられ、毘沙門天は王城鎮護として北方の守護神として尊信されたといわれます。

 天台寺の毘沙門天は胆沢城とも関連が深いと考えられ、古代北方の総守護神と考えられた和賀地方の成島毘沙門堂、江刺の兜跋毘沙門天像、北上の立花毘沙門堂と合わせて考えると興味深いものがあります。

 平安時代の十一面観音像は、天台寺とも関係の深い三戸の長谷寺の恵光院にあり、天台寺の仏像と同年代ものが軽米の萩薬師堂の薬師像です。天台寺との関連を調べると面白そうです。




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