浄法寺か秀衡か その3

 浄法寺の漆を調べ始めたのは、誤解を恐れず言わせてもらえれば中学生の頃からです。美術の先生が、「浄法寺の漆は素晴らしい」と教えてくれたのです。ですから40年ぐらい調べていることになります。

 秀衡椀は、室町期から桃山時代の一時期のみ作られたものかもしれません。図録で見る作品群は、室町期のモノが多いです。それらの図録で見る限り古い浄法寺椀と区別がつきません。

 古い秀衡椀も浄法寺椀も、各地に散逸して統計的に調査ができていません。30年前には個人の収集家や研究者も知っていましたが、どんどん亡くなっています。

 まずは古い時代の漆器をともかく残して行かなくてはと思っています。


(秀衡椀と伝わる椀)

 


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国産漆 浄法寺漆チューブ 生漆20グラム  手仕事の日本

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