那須の浄法寺廃寺

群馬県と栃木県の地域は、古代には毛野国と呼ばれました。大和朝廷の勢力がこの地方に及ぶと、上野国と下野国に別れます。上野国緑野郡には浄法寺が建立されます。畠山重忠と関わりの深い一族の勢力下にあり、上野国浄法寺は関東地方における天台寺院として隆盛を極め現在に伝わります。

那須下野国にも浄法寺が建立されたようです。那須地方では7世紀に入ると、大形の古墳にかわり小円墳や横穴墓が一定の場所に群をなしてつくられました。また、このころ、那須地方では、初めてこの地で仏教寺院が建立され浄法寺と呼ばれたようです。

那須という地域は栃木県の北端に位置していて、古代の始めには下野国とは別の独立した那須国があったともいわれます。

畠山一族と関わりの深い武蔵七党の勢力範囲で、陸奥浄法寺氏との関連があったのは確実と思います。

古代の史跡・遺跡が大変に多いところでもあります。多くの古墳に那須官衙遺跡、浄法寺廃寺などの古代寺院跡、そして「那須国造碑」は日本三古碑のひとつに挙げられています。

何よりも陸奥国への入り口であり、蝦夷討伐の後方補給基地でした。江戸期にこの地を治めた大関氏の家臣浄法寺氏も、明らかに下野国浄法寺に関係した一族と思われます。


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