秩父高山党 その2

秩父高山党

鎌倉期の情勢を伝える『東鑑』には、頼朝の時代の文治・建久の武家として、小林次郎重弘、小林三郎が見えます。 小林一族は高山一族とともに、奥州征伐に向かったとおもわれ、この一族がそうした縁で陸奥に所領をもったことは十分考えられます。

上野浄法寺が天台宗に関係があることは明らかで、陸奥浄法寺氏が畠山氏の名乗っていることは、何らかの形で上野国浄法寺とも歴史的つながりがあると思われます。

陸奥浄法寺氏は、畠山重忠直系というよりも、重忠と先祖を同じくする一族と考えれば歴史的可能性が広がります。

重忠後裔説は、陸奥浄法寺氏の祖に重保という重忠の子と同名の者がいたことで生じたものとの説もあります。畠山重忠直系というよりも、上野浄法寺に関係した小林・高山一族から分かれたと考えれば、重忠親子の後裔説よりも説得性が強いと考えます。

歴史上で「浄法寺氏」が初めて見られるのは、太平記といわれています。これは陸奥浄法寺氏ではなく上野浄法寺氏です。「新田義兵を起す事」条に登場します。

足利将軍方に加わった武家のなかに「浄法寺左近大夫・白塩下総守・高山越前守・小林右馬助」が見えます。興味深い名前ですね。



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